その男ボディ男につき

ボディボディボディ     ホリデイ

徒然なるままに綴る -今年映画館で見た映画-

あれま、マルコメ味噌太郎です。

いやー、エースコンバット7ですってよ奥さん。やばいっしょ。

5は良かった。ゼロも悪くなかった。次回はもっと興奮するストーリーを期待しますね。

平野耕太氏の「俺カンウォー」みたいなのがやりたいね。死ぬほどアツいやつ。気になる人は俺カンウォーで調べてみてください。

来週はFallout4も発売ですし、いやぁ奥さん。やばいっしょ。(←凄く頭悪そうな顔しながら)

 

 

とまぁゲームの話を出しておきながら、今から今年映画館で見た映画の話をします。毎度ながら唐突です。

私、映画大好きです。基本的には洋画かアニメ映画しか見ません。何故か邦画は見る気がしなくて。。。

で、どーゆーのが好きかというと、サスペンスですね。やっぱり。中二病なんで。

なんていうんでしょう、全然関係ないように思われた2つの事柄が何かふとした拍子に絡み合って、違うものが見えてくる瞬間。例えば主人公が部屋で今までの事件を振り返っていて、ふと「ん?」となる。何かに気付く。次の瞬間焦ったように資料を漁り始め、1枚手に取って「そういうことか・・・」となる瞬間。堪らないんです。

裏で地道に捜査している感じも大好きです。表舞台で第一線で華麗に活躍!みたいなものより、裏で地道に、、、みたいな感じが好きなんです。ん?待てよ。日本の映画を余り見ないのも、フリゲ好きなのも、路地裏散策大好きなのも、色々と共通している気が・・・ま、まさか・・・(白目)

 

とまぁこんな話をしておきながら、最近映画館で邦画見ました。ブレブレです。だって人間だもの。こめを。

ゆーて仕事で忙しくて全然見れてないんですが、今年に入ってから見たやつを何個かあげていきます。いつもながら偉そうなことを言っていますがご容赦を。てか6作品しか見れてないのね。。。

 

「セッション」

www.youtube.com

最高。

いやぁ、最高でした。凄かったです。何が凄かったかというと、「王道なネタを、邪道かつ爽快に描く」脚本が凄かった。なんかバクマンみたいなこと言ってますね。本作に入っている王道ネタは「1つのことに打ち込み成功する」「敵と戦い認め合う」です。

まず内容をざっくり言うと、イッちゃってる音楽の先生に扱かれてたドラマーの生徒がイッちゃって、最終的に成功する話です。意味わかりませんね。笑

ここで言う「イッちゃってる」というのは「ストイック過ぎる」ということです。狂気と言ってもいいでしょう。通常、「何か1つのことに打ち込み続け、成功する(王道ネタですね)」話=いい話ですが、本作ではかなり捻った描き方をしています。劇中で先生はイッちゃってる人=悪人のような描かれ方をします。主人公をあの手この手でしばき倒し、教育委員会にちくった主人公に陰険な復讐もします。普通なら見ていて爽快なのは勧善懲悪のシナリオですが、この映画では逆に主人公もイッちゃう=悪になることで、マイナス×マイナス=プラスのような効果を産み、爽快感を出すことに成功しています。結果だけを見れば「打ち込み続けて成功する(多分成功したんじゃないかなと思ってます)」なのですが、過程を見てるととても王道とは言えない。笑

また、「敵と戦って、互いを認め合う」も王道ネタですが、これも過程は凄いです。主人公は先生をちくって教師を辞めさせますし、先生は主人公を騙して公の場で失敗させます。ラストでは主人公が正道で先生を打ち破り?ますが。。。その後の「認め合う」というのも、イッてる者同士のシンパシー(何だかんだ互いが自分の理解者)という感じです。でも形は王道になってる。

抽象的な書き方をしたので意味が分からないかもしれませんが、兎に角素晴らしい。新鮮でした。ラストにバディリッチのソロが来た時には笑いながら拍手しました。(心の中で)

いやぁ、素晴らしい。

 

「ナイトクローラー

www.youtube.com

最高。笑

見ていてたいへん疲れました。いい意味で。ジェイクギレンホールの怪演が光ります。これもまた人間の狂気を描いた話で、クソ程邪道なのに爽快感のある作品です。セッションは「マイナス×マイナス=プラス」の爽快感ですが、本作は「マイナスが突き抜けすぎて逆に爽快」です。もう意味わかりません。笑 一つ言えるのは、ここまでクソな主人公は中々いない、ということです。

本作を名作たらしめているのは主人公の突き抜けたクソさも勿論ですが、演出も一役買っているでしょう。あれ程緊張感が襲ってくる映画も珍しい。エンドロールでは汗ダラダラでした。

素晴らしい作品だと思います。最高。

 

バクマン。

www.youtube.com

スタッフロールが一番面白かったです。笑

設定、演出、配役は良かったのですが、いかんせん内容が薄い。。。

あの話を2時間にまとめるには、もっと大胆な切り取り方・纏め方をしないと凄く難しいと思います。いや、改善案を思いついた訳ではないですが。

是非、あの面子でテレビドラマ化してほしいですね。

あと、サカナクション新宝島、よかです。相変わらず同じような曲ばっか作ってますが。

 

「バケモノの子」

www.youtube.com

好きな人はごめんなさい。

あれはないでしょ。違和感のオンパレード。

私は、見ていて「いや、おかしいでしょ」となる展開が多い作品は嫌いです。何故なら、そう感じた瞬間に現実世界に引き戻される=作品に没入出来ないからです。本作は不自然かつ強引な展開が多く、正直考え抜いていないとしか思えませんでした。具体例について取り上げているレビューは多いと思うのでここでは割愛します。

よく宮崎駿御大が引き合いに出されますが、てんで話にならない。御大が凄いのは、「架空の世界観、キャラクターの中身、物語の背景を細部まで綿密に作り上げる」ことだと思っています。だから見ていて違和感を感じない。よって没入できる。細田守監督とは真逆だと思います。

時をかける少女」は好きなんですが、それ以降はどんどん好きじゃなくなっていきます。

役所広司さんの演技は素晴らしかったです。 

 

海街diary

www.youtube.com

バクマンと同様。これもまた原作がドラマ向きですから、映画用に起承転結をまとめるのは難しいでしょうね。話にメリハリがなく、ダラダラしすぎ感が否めない。

しかし、配役と雰囲気は素晴らしかった。あんな街に住みたい。。。是非、ドラマ化してほしいです。あと全員お嫁さんにしたいですね。

原作者の吉田秋生さんの作品は大好きです。BANANA FISHといい、海街diaryといい、マンガ史に残る名作だと思います。多分どっかで記事あげます。

 

「ジュラシックワールド」

www.youtube.com

うーん。単純に好きじゃない笑 私恐竜に興味がなかったみたいです笑

これは好みの問題だと思います。

 

 

バードマンやアメリカンスナイパーも映画館で見たかったのですが。。。

いつもにも増して偉そうなことを書いてしまいました。まぁアホが何かほざいてるよと思っといてください。あくまで一個人の感想ですので。

まだまだ2015は「スペクター」「スターウォーズ」等ありますので、楽しみですね。見たら感想でも書こうかなと思います。

 

以上