その男ボディ男につき

ボディボディボディ     ホリデイ

徒然なるままに綴る -君の名は-

『きゃーマルコメ味噌太郎よ!マルコメ味噌太郎が来たわよ!!』

『きゃーマルコメさーーぁん♡』

「やぁ君たち。ちんぴょろすぽーん?」

『ぎぃやーーーーー!』

 

てなわけで、お久しぶりです。ぶりぶり。

マルコメ味噌太郎です。

 

自分でもよくわからないんだけど、なんでマルコメ味噌太郎なんだろうね。

ちょっと意味が分からない。

しかしおひさしぶりでさーね。

 

さて、タイトルにもありますが、「君の名は」。流行ってますねーこれ。

興行収入100億円突破したらしいですね。大手広告代理店やテレビ局が入らずに、この売上。今や超話題作です。

しかし、新海誠。正直そんなに話題になる映画を作る人というイメージはありませんでした。言の葉の庭以外は全て見ているのですが、まぁどれも「背景はめちゃめちゃ綺麗だけど、登場人物の絵が壊滅的で(これは、「星を追う子ども」からおそらく作画を他人に任せることで、改善されている)、内容がとにかく暗くてイタイ。」という印象でした。思春期真っ只中の、少し”拗らせている”人向けのアニメ、という感じ。(自分も拗らせている時は好きでしたwwwwうっひょーwwww)

なので、あんまり一般受けしないと思ったんですよ。なのにこんなに売れている。どないなっとんねん、てなわけで見に行ってきました。

 

 

おもしろい。笑

 

 

いや、おもしろかった。個人的には、今までの新海作品の中で一番良かったです。

新海作品は基本的に「セカイ系」と呼ばれるジャンルの作品が多い。主人公とヒロインの内面描写を主として、周りの世界設定の説明は省き、また主人公とヒロインの恋の行方が世界の存亡を左右する事態に発展する、というもの。イタイでしょ。笑 嫌いじゃないけど、言葉を悪く言えば「厨二病患者の妄想」です。

この映画は、本質は今までの新海作品同様「イタイ」です。セカイ系。そして散りばめられる「ポエム」。主人公たちの内面描写が独白で語られるのですが、もうほんと、ほんとポエム。さぁ、イタイでしょ?笑 ここまでは今までの新海作品と同等です。

ただ、違うのは演出。爽快。爽快にイタイことを「正しいんだぜェ!」ってなかんじでやってのけました。これが今までと違う。今まではどちらかというと、イタイことを「イタイよねぇ」って感じにやってた印象でしたが。今回はひたすら全力で互いを求めあい、駆け抜けた、という感じに仕上がってます。あれ、これって青春じゃん?てなっちゃいます。

そこに来るRADWINPS。あら、青春。

地味に作画監督にも有名人を多く起用しててハイクオリティだったし(びっくりした!!)、背景は相変わらず綺麗だしというかレベルアップしてるし、内容も悪くない。

あれ、いいじゃん。

 

てなわけで、意外とふつうに「青春SFエンターテイメント」になっていました。面白かった。

正直「いやこの展開は無理があるだろ」が一杯あったのですが、なんか、なんか我慢して見れましたね。前の記事に書いた気がしますが、そういう展開は本当に嫌いなのですが、なんか、見れちゃいましたね。なぜだろう。大人になったのだろうか。

 

 

久々に書いたら疲れた。のでこの辺で。

ノシ